インプットの弊害 ②
皆さま、こんにちは。 YSこころのクリニックのカウンセラー奥村です。
連日、パリでオリンピックが開催されていますね。 今までどれだけ練習して頑張ってこられたことでしょう。 もうすでにそれだけで、金メダルですね。
今までと違う自分、成長した自分を引き出して いくことで、ライバルを超え、自分を超えて、 新しい自分に出会えるのです。
たとえ、失敗しても次に生かしていければ、 失敗ではないですよね。 観てるだけで、感動と勇気をもらいます。 更に応援していきたいです。
それでは、佐藤康行著「ダイヤモンドセルフ」より。
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インプットの弊害 ②
では、「プラス思考」という道具を「マイナスの心」で 使うとどうなるでしょうか。結果は「人を裁く」か「自分を裁く」 という行動につながってしまいます。
「あいつらは、自分が知っているプラスの生き方をしていない。 なんてレベルが低いんだ…」と他人を責めたり、 「私は、こんなにすばらしい愛と感謝の教えを勉強しているのに、 いつになっても結果が出ない。なんて自分は駄目なんだ…」 と自分を責めたりするのです。
このことは、正反対のようですが、その性質はまったく同じです。 矢印の向きが逆になっただけの話です。
つまり、包丁を手にして他人傷つけるか、自分を傷つけるか、 いずれにしてもその包丁の切れ味が鋭ければ鋭いほど、 マイナスの結果につながってしまうのです。
道具を使う人の心、影響力の最も強い業の心を変えることが できなければ、プラス思考という道具を磨けば磨くほど、 逆効果になってしまうわけです。
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次回をお楽しみに。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。