YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

アナログな成長とデジタルな成長 No.2

皆さま、こんにちは。 YSこころのクリニックのカウンセラー奥村です。

急に寒くなり、北海道や東北では雪が降っていますね。 いよいよ冬本番がやってきましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか? どうぞ暖かくお過ごしくださいね。

YSメソッドに出会う前は、辛い事、苦しい事があった時、 それを避けたり、見ない事にしたり、 誰かに依存して取り去ってもらってきました。

でも、3度目のガンの時はもう避けられない、 誰もしてくれない八方塞がりの状況でした。 今思えば、この状況がすごく良かったのです。

佐藤先生に「自分の身体は自分で治しなさい!」と言われ、 頭では理解できないままでしたが、 ただただ、真我に焦点を当て続けました。

解放のカリキュラムを受け、今までの捉え方、 考え方を思いっきり捨てました。今までの自分の価値観を捨てました。 それはデジタル的な変化だったのだと思います。

そして私は生まれ変わり、命ある限り自分を生きようと決めました。

それでは、佐藤康行著「捨てる生き方」より。

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アナログな成長とデジタルな成長 No.2

このニ種類の成長のうち、「捨てる生き方」はデジタルな成長に 対応する生き方といえます。 もちろん、「捨てる生き方」でアナログな成長は必要ないと 言っているわけではありません。

ただ、アナログな成長とともにデジタルな成長もしていくということです。 デジタルな成長は、自分自身で実感しやすい成長です。 成長の前と後では、やってることがまったく異なっているからです。

さて、このデジタルな成長は、さらに2ニ種類に分類できます。 一つは、外的デジタル、もう一つは内的デジタルです。

外的デジタルとは、自分の外側にあるものを捨てて、 別の対象に移ることによる成長です。 先ほどの女の子の遊び道具の例もそうですし、 転職などもこれに当てはまります。

内的デジタルは、自分の内側にある執着心を捨てることで、 より全体のレベルから物事が見えるようになる、そういう成長です。 自分1人ではなく、家族全体、会社全体、地域社会全体、 国全体、世界全体、宇宙全体とより大きな視点で、 物事を捉え行動できるようになることが、内的デジタルです。

「捨てる生き方」の真髄は、デジタルな成長、 それも内的にデジタルな成長にあります。 執着心を捨てていくことにより、全体の調和をはかるようになります。 それは利己心から周囲の機嫌をとる八方美人とは違います。

「捨てる生き方」により内的にデジタルの成長していくと、 自然に目の前の人の喜びを自分の喜びとし、 全体の喜びを自分の喜びとするようになります。

「捨てる生き方は」は、自分の成長をはっきりと確認しながら、 より全体の調和をはかっていく生き方なのです。 そして、「捨てる生き方」をすれば、自分の成長と周囲の喜びを、 ともに自分自身の喜びとして、一体として感じながら生きていけるのです。

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。