YSこころのクリニック受付の早川です。 本日は佐藤康行先生の著書『魔法の高次元手帳』より、「目標を明確にすれば次元が上がる」をご紹介いたします。 晴れの日が続き、梅雨の小休止でしょうか。また、急激な猛暑となり、こまめな水分補給をして熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいませ。 それでは、著書の一節をどうぞお読みください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 物事を成功させるためには、まず、目標を明確にすることです。 次に、明確にした目標が、自分のためのものなのか、所属する組織のためのものなのか、あるいは、すべてのお客様のため（世のため、人のため、など）のものなのかを、分類してみてください。
最初は自分のための目標だと思っていても、所属している組織のためでもあることに気づくと、まるでスイッチが切り換わるようにあなたの脳が変化していきます。
同じことをしていても、「自分は社会のため、すべての人のために行動している」と意識するだけで、脳内スイッチが切り換わるのです。
そうなると、あなたが普段通りの行動をしたとしても、あなたの「次元が上がる」という変化が起こってきます。
私が考える「個人の次元」についてご説明しましょう。 たとえば今朝、あなたに辞令が降り、いきなり子会社の社長に任命されたとしましょう。すると、昨日まで親会社の課長だったあなたは、当然、スイッチを切り換えなければいけません。
あなたは社会的な肩書やポジションに見合った、物のとらえ方をし始めることになります。それは、女性が妊娠を知ったときから、母親である自覚をもつようなものです。 昨日今日の自分に、見た目に大きな変化がなくても、意識は飛躍的な変化を起こしたことになります。
あなたがエレベーターに乗り、真上に上がっていく様子を想像してください。どんどん上にいくと、広大な景色が見え始めてきます。遠くの街や山が見えてくるかもしれません。 代わりに人や車、お店など、1個1個の小さな単位のものは、見えなくなってしまいます。
高い場所へ登ると、低い場所にいたときには全く見えていなかった、いろんな道や目的地が見え始めてきます。
それと同じように、あなた自身の次元が上がると、物事を大きな視野でとらえることができるようになり、より的確な判断ができます。個人の次元が上がると、大きな視点に立って考え、行動できるようになっていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後までお読みいただきありがとうございました。 次回もどうぞお楽しみに。
