YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

満月と三日月

皆さまこんにちは、YSこころのクリニックのカウンセラーの近藤陽子です。 今日は佐藤先生の小冊子、満月理論より「満月と三日月」をお伝えいたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ すべては、神として完全で完璧 例えて言うなら、夜、月を見る 三日月がある 半月がある それは人間の認識だ 月には三日月も半月もそんな形はない 月はもともと丸い 月の本当の姿は真ん丸なのだ これが実相 ただ、あなたの目に三日月と見えるだけ あなたの目に半月と見えるだけ 「お月様ってどういう形?」と尋ねられたら三日月の形を書くだろう それが認識というものだ 「月とは本当は丸いのだ」と だれかに教えられたとしよう 月が丸いのなら欠けている部分を足さねばならなくなる そして、外から足して丸くしようとする この欠けた人たちを 何とか助けてあげなければ 何とかしてあげなければ この人は欠けていると思っている 本当はどちらに問題があるのだろうか? もともと神として完全で完璧なのだ 救ってやろうという発想ではない 救ってやろうという発想は欠けた月に 何か足してやろうとしていることである 「あなた、これ欠けているよ 真ん丸じゃなきゃだめだよ ここが欠けているから、何とかしたほうがいい 私が手伝ってあげようか」と 平気で言っているのである 自分が上になっているのだ その人を見下しているのだ 人間は今までそのようなことをしてきたのだ 月はもともと真ん丸なのだ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 初めて読んだ時の衝撃を今でも覚えています。 「何とかしてあげなければ!」この人は欠けていると気づかずにやっていた自分に気づいて愕然としました。気づいたところからまたスタートです。 今日も最後までお読みいただきありがとうございます。 近藤陽子