YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

心の休養

皆さん、こんにちは。YSこころのクリニックカウンセラーの武山です。

うねるような暑さもやわらぎ、本格的な秋の訪れを感じています。秋になるとどことなく寂しさを感じる私ですが、子どもたちと公園やお散歩に出かけたり、大好きなお芋や栗のスイーツを食べたり、秋の楽しみを見つけてみたいなと思っています。

前回までのブログで、YSメソッドに出会い、うつ病が寛解してからの変化をお伝えしていますが、 今回はその中から、「休養がとれるようになった」ことについて、少し掘り下げてお話したいと思います。

先日のブログで書いた「自己肯定感」からくるものかと思いますが、YSメソッドに出会ってから、心身ともに休養がとれるようになりました。 それ以前の私というのは、常に切迫感がありました。常に何かを頑張っていないとさぼっているような気持ちになったり、ジェットコースターに乗っているような気持ちの変動があったり、落ち込むことが怖いので予定をつめてしまったり、でも一歩外に出ると、人の顔色が気になって、気をつかいすぎてしまうので、それはそれで疲れたり……限界まで疲れてから1日中寝ている、そんな不安定な生活を繰り返していました。 うつ病になってからは眠れない日々も続きました。

勉強や趣味で力を発揮できたり、円満な人間関係が築けたり、良い面もあったのですが、自分自身の感じる疲労感や焦燥感はとても大きなものでした。

YSメソッドに出会い、うつ病が寛解してから、本当によく眠るようになりました。最初のうちは、こんなに寝てしまって大丈夫?と不安になりましたが、YSカウンセリングで「休養がとれるようになったんですね」と言われて納得し、安心しました。長い間、心の休養がとれずにいたので、今はやっと休めるようになった、必要な時間なんだと思いました。

しばらく経つと、日中はしっかり起きていられるようになり、仕事に行ったり、出かけたり、日常生活が戻っていきました。そしてそこに以前のような切迫感はなく、やりたいことをする、疲れたら休む、時にはのんびり過ごす、そんな生活が送れるようになりました。生きることが本当に楽に、楽しくなったと実感しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。