YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

アレルギー疾患の改善

皆さん、こんにちは。YSこころのクリニックカウンセラーの武山です。

やーっと秋本番。さわやかな風が頬をなでて、過ごしやすい日々になってきましたね。 朝夕の寒暖差が激しいですので、どうぞご自愛くださいませ。

前回までのブログで、YSメソッドに出会い、うつ病が寛解してからの変化をお伝えしていますが、 今回はその中から、「アトピー性皮膚炎、気管支喘息などの身体疾患も良くなった」ことについて、少し掘り下げてお話したいと思います。

私は幼少の頃からアトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎と順に発症し、アレルギーマーチそのものでした。中学生になる頃には、アトピー性皮膚炎と気管支喘息は落ち着いていましたが、高校生の頃に再燃。成人になってもその症状は続きました。特に、アトピー性皮膚炎と気管支喘息には頭を悩ませていました。 アトピー性皮膚炎については、毎日ステロイドを使用しないと、全身が痒くて痒くて仕方のない状態。顔も、ピンクのアイシャドウをつけているように腫れていました。アレルゲンを調べてみても多岐にわたっていて対処しきれませんでした。いろいろな保湿剤を試したり、漢方を服用したり、化粧品や石鹸を変えてみたり、いろいろと試してみましたが、どれも大きな効果はなく、ステロイドが手放せない状態でした。 気管支喘息についても、症状の出る季節は予防的に服薬するなどコントロールするように心がけていたものの、数年に1度は、しばらく仕事を休まなければいけないほどに悪化し、呼吸器専門の病院を受診する状態でした。 仕事のストレスが大きく影響しているように感じつつも、「アレルギー体質なのは変わらないし、薬を飲みながら生活していくしかないのかな」そんな風に思っていました。

うつ病になり、YSメソッドに出会って寛解した頃、ふと、身体の状態が良いことに気がつきました。しかも、その頃、うつ病が寛解したことに気をとられていて、しばらくアトピーの薬を使い忘れていたのです。また、季節は秋で、例年なら喘息の症状が出るころですが、全く症状がありません。「このまま薬はなくても大丈夫なのでは」そう思った私は、主治医に伝え、症状が出た時用の薬のみを用意して、毎日薬を使うことはやめました。(そんな私の意志を尊重してくださった先生との出会いにも感謝しています)

あれから8年が経ちます。アトピーについては、時々、肌が荒れて薬を使う程度にまで良くなりました。喘息も、妊娠出産時や、季節の変わり目に風邪をひいた時など、症状が出るのが限定的になり、ぐっと薬の使用頻度や期間が減って、日常生活に支障をきたすことがなくなりました。

佐藤先生は「肉体は心の結晶体」と言っていますが、まさにそれを体験させていただきました。

「うつ病を治したい」そう思って治療をしていましたが、根本治療した結果、身体の病までも治していただいた、驚きと感動の出来事でした。 今のこの生活があることに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。