YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

ニセモノの自分と、本当の自分の関係No.1

皆さま、こんにちは。 YSこころのクリニックのカウンセラー奥村です。

日中はまだ暖かいのですが、朝晩はだいぶ冷えてきました。 皆さまはいかがお過ごしでしょうか? もう、北の方は紅葉しているようですね。 関東は今月の下旬くらいからでしょうか?

最近、視力が悪くなり、メガネなしでは本が読めません。 老眼もありますが、パソコンやスマホのしすぎだと感じています。 元々、眼球振とうという黒目が動く病気を持っていましたが。 真我に出会ってから、激的に改善しました。

せっかく改善できたのに、目を酷使して大切にできていませんでした。 起きている間は、目からほとんどの情報を入れているんだと気づきました。 お休みの日に、目を閉じて真我瞑想をする時間をしっかりとります。

目と頭を休める時間をとり、リセットできます。 同時に、身体も休めることができ、リラックス効果もあります。 皆さまも目が疲れていませんか?

それでは、佐藤康行著「捨てる生き方」より。

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ニセモノの自分と、本当の自分の関係No.1

では、ニセモノの自分と本当の自分の関係をより明快に解説しましょう。 私たちの心は、もともと完全な素晴らしいものです。 その完全な素晴らしい心に、観念や妄想というゴミがついて、 私たちは悩み苦しんでいるのです。

私は、人間の心は、3つの層からできていると捉えています。 一番浅い層にあるのが「仮面の自分」。 その下の層が「本音の自分」。 そして一番深い層にあるのが、「本当の自分」です。

この、本当の自分のことを真(まこと)の我(われ)と書いて 真我(しんが)といいます。 仮面の自分も本音の自分も、ニセモノの自分です。 「捨てる生き方」では、この2つの自分を捨てるのです。

一番浅い表層にある「仮面の自分」は、生まれてから現在までに 仕入れた知識によって作り上げた自分です。他人に対して演技し、 自分をよく見せようとする仮面もありますし、倫理や道徳を学び自分が 良いと思い込もうとする、自分に対する仮面もあります。

2層目の「本音の自分」は、これまでの体験、経験によって形成された自分です。 先祖から遺伝的に引き継いだ側面や、前世の記憶などもここに含まれます。 この自分は、普段は「仮面の自分」に押さえ込まれていますが、 ふと力を抜いたときや突発的な出来事があったときに、無意識に表面化します。

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次回につづく。 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。