YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

「嫁・姑問題」体験談➂

昨日に引き続き、M.Kさんの体験談をご紹介します。


まだまだ奇跡はたくさんありますが、最後に、先日私の誕生日だったのですが、その時に姑のことで「完璧愛ポスト」のワークをやりました。

ずっと書き進めていくうちに、ご先祖様の声が聞こえて、「あなたが居てくれたから、私たちはどんなに救われたことか。」という声が聞こえてきました。

私はその時に、これで良かったと本当に思う事ができました。

今はお義母さんも認知症もあり、孫たちの名前も分らないのですが、なぜか私の名前は覚えていてくれています。

こんな穏やかな生活ができているのも、真我に出会えたお陰様です。

そして、一人ではなかなか瞑想する習慣ができなかったのですが、瞑想会の皆様と一緒に瞑想することで、そういう習慣も付けさせていただきました。

本当にありがとうございます。 以上で、私の体験談を終わります。

M.Kさんの体験発表は以上でしたが、今回プログに掲載させて頂くに際して、少しインタビュー形式でご質問させて頂きました。

(質問)体験発表から1年半が経ちましたが、その後何か変化はありましたか?

【M.Kさん】「お義母さんは、今年の夏、認知が酷くなり施設に入りましたが、最後まで面倒を看てあげられなかったという思いがある半面、すべての価値観を手放せたという感覚もあります。 私の性格は、人に何かをやってあげたいという思いが強いタイプですが、場合によってはそれも価値観となり、邪魔になることがあるのだなと気づかせていただけました。これも、お義母さんお陰だと思います。 今は、それが仕事をする上で、非常に役に立っています。」

(質問)真我に出会うまでの間で、お義母様との問題で一番苦しかったことは、どのようなことでしたか?

【M.Kさん】「私が居ないところでお義母さんが、子供に私のことを悪く言い否定することがありました。その時『私の大事なお母さんのことを悪く言った。』と子供が泣いて言ってくることがありました。 お義母さんに何か言えば何倍にもなって返ってくるので、私にはどうすることも出来ず、本当に悲しく、私も泣いていました。」

(質問)そうした過去の悲しい事は、今はどのように感じられますか?

【M.Kさん】「子供は居心地が悪かったのか早くに自立してくれましたが、その姿を見ると、お義母さんが居てくれなかったら、子供を過保護にしていたかも知れません。 真我を出会ってからは、私は強くなったと思います。子供を守るためには、言うべきことを、愛の心で言えるようになりました。」

(質問)現在、「嫁・姑問題」で苦しんでいる方に対して、一言お願いします。

【M.Kさん】「嫁・姑問題は、別居して離れて暮らせたとしても、流れは必ず子供達に行くので、そこにちゃんと手を付けないといけないと思います。

佐藤先生のワークには、『たすき掛けの感謝』というワークもあります。それらを継続していくと、姑の見方が自然に変わってくる自分を体感することが出来ると思います。」

M.Kさん、貴重な体験談をありがとうございました。