こんにちは YSこころのクリニック看護師の武田です。 なぜだか11月をとても長く感じています。感覚とは不思議なものです。
先日、ある女性と話をしているうちに、以下のような話がでました。
娘が自分を愛してほしい、認めてほしいと思っているのだが、どうしても、そうできない自分がいるといわれるのです。
そこで、美点発見の話をしますと、目をキラキラさせて「私やってみます」と。 そこで、二人でペアを組んで一日の終わりにLINEで報告し合うことにしました。
その方は、心の学校で学んだりしたことのない方です。
ルールは、一日100個書くのみ。
1日目、美点31個しか書けず、あとは愛という言葉で100個を埋め、娘が頑張っている姿が浮かびました。
2日目、美点41個、娘が頑固だと思っていましたが、そんな私が頑固だったことに気付きました。
3日目、美点50個、書いている内に私が愛情をかけてあげてるばかりだと思っていたのに、反対に愛情をもらっていたんだって気がつきました。当たり前だと思っていたのですね、きっと…
4日目 今、100個終了しました。 今日は何とか10個増えて60個に。そのあとは感謝、好き、愛で埋めました。 わたしの娘でいてくれる事に感謝の気持ちになりました。やはり傲慢だったのですね。ちゃんとしてくれないと、と思っていたようです💦 自分勝手でした。ビックリです。
このわずか4日間のLINEを見て私がどんなに驚き、感動したことか。
娘さんへの元々の愛がどんなにも大きいものであったのかと思いました。真我そのものです。
一緒にやった私も、身内のうつ病で苦しむ妻に対する夫の美点発見を続けて、 3日目で、夫の乱暴な言葉や病気は気合いで治すといった不適切だと思えていた言動が、全て妻への愛だったというようにひっくり返りました。驚きです。
さあ、5日目以降、さらにどのような気付きが待っているのでしょうか。
ワクワク、ドキドキです。
いま、全国の学校へ、この「美点発見を広めていこう、そこでいじめや引きこもりをなくしていこう」というプロジェクトが始まりました。
ただ、頑張って100個、約20分をかけて書いていくだけで、心が変わる、自分の見方が変わるという魔法のような「美点発見」を
自分を助けてくれるお守りのように日常的に使っていきたいと、そして使っていく人を広げていきたいと心より思っています。
本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。