YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

心のハンドルを握ろう

こんにちは YSこころのクリニック カウンセラーの大島です。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、佐藤康行先生の書籍「あなたの悩みは一瞬で消せる」より、お届けします。 …………………………………….

 【心のハンドルを握ろう】 いつも悩んでいる人というのは、自分の心のハンドルをにぎっていない人なんです。 天は自分の裁量も与えてくれているんです。 「ここまでは天の裁量だけど、ここから先は自分で決めなさい」という自由が与えられているんです。

それはどういうことかというと、たとえば、いま逆境と思われるような状態にいたとしても、その状態を「これでいいんだ!」と思うこともできるということです。(落ち込んでいるけど、確実に前よりはよくなっている)と思うことだってできるはずなんです。それが心のハンドルを握るということです。

「昨日は楽しいことがあったからルンルンだったのに、今日は変なことを言っちゃって、急に落ち込んでしまいました」というのは、ハンドルを握っていない証拠なんです。 (あのときのミスも自分にとっては必要なんだ。あの出来事が、自分のいままでの人生の縮図を見せてくれたんだ。ああ、これで勉強になったからよかったんだ!) そのように意識することもできるんです。それがハンドルを握るということです。 自分自身の心というハンドルを自分で操作できるようにならないといけないんです。自分のハンドルをもたず、全部を出るにまかせてしまうと、フラフラッとして自分を自分でコントロールができなくなってしまいます。 自分で、自分の心というハンドルはちゃんともっていないとね。

落ちこんでしまうと、家族や身近な人をはじめ、まわりの人たちに迷惑をかけてしまうじゃない。イチイチ落ち込むんじゃなくて、「これでよかったんだ!」とパッと言えたら、それはまわりの人たちへの愛でもあり、思いやりでもあるんです。 「これでよかったんだ!」とまず言ってみるんです。そうして(これからは、そこに気を付けよう)と思えたら学びになります。全部学びになるんです。 ……………………………………. 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。