YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

病気を捨てる!

 皆様こんにちは。 YSこころのクリニックの加藤です。 ここ最近天気は不安定な日が多く、体調を崩されてる方も少なくないと思います。私自身も数日前、だるさが強く予定していた用事を全てキャンセルしてしまいました。 身体が元気でないと、心も安定しないですね。  本日は佐藤先生の「捨てる生き方」より、病気を捨てる!を紹介させていただきたいと思います。     病気を捨てる!  私はあえてこう言いたいと思います。 病気は「ならない!」と思えばなりません。 病気は心が引き寄せるものだからです。 私は数年前、病気になりました。私が親から遺伝的に引き継いだ体質というものも原因の一面としてあります。  しかし、この病気は私の心と、その心にしたがってなされた行動が何よりも原因となって、引き起こされたのです。  私は病気になった瞬間から、生活習慣を根本的に変えました。 そして今では、もう同じ病気になる可能性はないと、医師から太鼓判を押される健康状態になりました。  病気になるかならないかは、何よりも心次第です。  医学がどんどん進化しているのに、病人が増えるのは不思議だと思いませんか。  一つには病気に関する知識が増えて、「病気になるかもしれない」と思う人が増えたからです。  病気になったら「病院へ行く」のが当たり前の世の中になったのは、医学情報の発達で「人間は病気になるもの」と人々が思い込んだからです。  また、「病院に行くのが好き!」「病院に行かなければ気が済まない」という人も増えています。  病院に通うお年寄り同士が「あの人最近病院に来ないけど、病気なのかしら」と噂するというような笑い話のようなことも実際にあります。  病院へ行って、病名をつけられると安心する人もいます。  病気になっても「治りたくないな」と意識的にせよ、無意識的にせよ思っている人も増えています。  その「治りたくない」という思いが病気を引き寄せたり、長引かせたりします。  食べるために働くよりも、また、人間関係で苦労するよりも、「病気で寝ているほうがまし」と考える人がいるのです。  私達の身体の状態は、本来二つに一つです。 健康か病気かです。 本来の人間の姿は「五体健全」、すなわち健康が常態なのです。 病気は捨てればいいのです。 病気を捨てるにはどうすればよいか。 それは病気と仲良くしないことです。 つまり病気に対して過剰に意識を向けないということです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。