こんにちは YSこころのクリニック カウンセラーの大島です。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、佐藤康行先生の書籍「あなたの悩みは一瞬で消せる」より、お届けします。 …………………………………….
素のままの自分を見てもらおう！ 人は誰だって、（人からよく見られたい）と思っているよね。 中にはそれを悪いことだと思っている人もいるけど、全然悪いことじゃないんです。その人は、（人からよく思われたい）という気持ちを消せれば、意識次元をアップできるんじゃないかと思い込んでいるんですね。
じゃあ、逆に（人から悪く見られたい）と思っている人がいるのかどうか？ いませんよね、そんな人は。 もしそういう気持ちを全く消してしまったら？それじゃあ、自己成長がなくなっちゃいますよね。
じつは（よく見られたい）にも、２種類あるんです。 自分にお面をかぶせてよく見られようとすることが一つ、もう一つは自分の素顔をよく見られようとすること、この二つです。 顔が汚れているのに、お面をかぶってそれを隠していたら、いつまでたっても汚れを落とそうとはしないでしょ。自分を演出してよく見せようとしているうちは、自分の本質は成長できませんね。 恥ずかしくっても、思いきってお面を取って素顔を見せれば、人から注意されたり笑われたりして、ハッと顔についた汚れに初めて気づくんです。気づいたら、（そうだったのか）と素直に顔の汚れを洗い流せばいいだけの話。こうして素顔の自分でいけば、どんどん自分の本質を磨いて成長していけるんです。
では、どうやったらその汚れを落とせるのか、です。 まず、（汚れを落とそう！）とはっきり意識することです！ そこからすべてがはじまります。汚れを抱えたまま生きているということは、どこかあなたの深層心理に、汚れを落としたくない気持ちが働いているんです。 だから、（汚れを落とそう！）と自分で意識するしかない。何もしなくちゃきれいにはならない。どこかで、いままでの意識を破ろうとする勇気がいるの。それは、自分の意志でやるしかないんですね。 私は毎週心の講座をやっていますから、いろんな人が私の前で本音を出してくれます。 たくさんの人たちを見ていて思うことは、まだきれいな仮面を被っているときには、人はあまり感動しないということです。逆に、思いきってボロを出したときに、人は間違いなく感動するんです。ということは、ボロを出している人、出しきった人のほうがきれいだということなんです。 汚い部屋を見せないように鍵をかけているよりも、「部屋が汚れている。よし、これから、部屋をきれいにしよう！」と言って鍵を開けたほうが、その時点ですでにきれいでしょ。 ……………………………………. 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
