こんにちは YSこころのクリニック カウンセラーの大島です。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
本日も、佐藤康行先生の書籍「あなたの悩みは一瞬で消せる」より、お届けします。 …………………………………….
反発心は自分に対して反発する心 自分の認めたくないことをズバリ突かれると、反発心が出てくる人がいます。 これは、相手に対して反発しているんじゃなくて、自分の中の何かに対して、反発しているんですね。
私の講演を聞いた人のほとんどは感動したり、納得したりしてくれるのに、それでも中には反発を感じる人もいるんですよ。 どう考えても反発するような話はしていないのに、反発するんだよね。そういう人は、私の話に限らず、誰の話を聞いても反発心を持っているよね。特にいい話をすればするほど強い反発心をもつ。
そういう人が、自分を何とか変えたいと思っているんなら、まずは、（自分の中に反発心を抱いてしまう何かがあるんだ）ということを認めなければなりません。 認めなければ、いっこうに何も変わりません。 そのうえで、さらにそこから変えようとぶつかっていくしかない。そこで逃げたら、その人は、いままでの人生のままで生きなければならない。 どこかで強引に「変えよう！」と決めて、ふみこんでいかない限り、一生変わりませんよ。人間の性質はそう簡単には変わらないから。 病気だって、手術をしなければ治らないときは、病人をとっ捕まえてでも強引に手術台に乗せますよね。それくらいやらないと、性質も変わらないということです。
じつは、人間の性質を根本的に変えるということは、過去の歴史上誰もできなかったことなの。私はいま、それに挑戦しているわけです。それが、真我を自覚するということです。真我とは、本当の自分、いわば神そのもの、宇宙そのもの、私そのものである自分です。人は真我を自覚することによって根本的に性格を変えることができるんです。私はいままで、そのことをたくさん実証して来ました。
人に対して反発心を強くもつ人というのは、父親から抑えつけられた人が多い。 自分に対して注意をしたり、教えたりする人がいると、その人が自分の父親とダブって見えてくる。潜在意識から見ると、他人も父親も区別がつかないんですね。特に権威を持った人に対しては、なぜか、より強く反発してしまうんです。
会社で上司に逆らったりするのは、まさにその典型。そういう人はなかなか困るんです。上司からすれば、そういう部下は扱いづらくてしようがない。逆らうほうも、上司がよいアドバイスをしてくれても、逆らってばかりいては、それを素直に聞けないから、せっかくの成長のチャンスを自ら失ってしまいます。 私も、そういう人をたくさん見てきました。何が正しいとか、正しくないとかじゃないんです。とにかく自分の中に反発心が眠っているから、それが反射的に出てきてしまうんです。 ～次回に続きます。お楽しみに～ …………………………………….
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
