YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

話すより聞くことから始める

こんにちは YSこころのクリニック カウンセラーの大島です。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 紅葉がきれいな季節ですね。 私も近くの公園を散策して、帰りは銭湯で体を温めてきました。 それだけで、ホットで幸せな気分になりました。

それでは、佐藤康行先生の書籍「人に好かれる一番いい方法」より、お届けします。 …………………………………….

『人間関係をスムーズにするヒント』 話すより聞くことから始める

人の心のドアというのは外開きなのです。 そのドアは、中から表に向けてしか開かないのです。 それは外側に取っ手がついていないドアですから、いくら表から開けようとしても開かないのです。 ですから、あなたがいくらいろんな言葉を投げかけてみても、その言葉だけでは相手の心は開かない可能性があります。

しかし、相手に心のドアを開いてもらう確実な方法があります。 それは、話をしてもらうということです。 なぜならば、人は心を閉じたまま自分の話をすることができないからです。 お互いが心を開いて初めて、心の通い合った、歯車がかみ合った会話が成立するのです。 ですから、相手と会話の歯車をかみ合わせる最大のコツは、まず聞くところから出発するということです。

それには、相手の関心のありそうなことを見つけて質問をすればいいのです。 「この植木鉢の花は何と言う花ですか?」 「坊やはおいくつですか?」 「そのお洋服はどこでお求めになったのですか?」 目に入ってきたものの中でも、相手が特に関心のありそうなことを見つけて質問をしてあげることです。 それも、なるべく相手が得意になって話してくれることを見つけるのです。 そのことによって、初めて、相手は心のドアを開いて話してくれるようになるでしょう。 そうして会話の歯車がかみ合ってくれば、ほんとうに会話らしい会話になり、気が付いたらきっと話に花が咲いていることでしょう。

●心のドアは外開き。人は自分の話をする時、初めて心を開くと知りましょう。 …………………………………….

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。