YSこころのクリニック、カウンセラー金田です。 今回は、 佐藤康行先生の「社長！二代目の仕事は魂の継承だ」より 「第三章 先代から受け継いだあなたの宝を発見せよ」より 【先代・あなた・後継者は輝くダイヤモンドだ！】をお送りいたします。 …………………………………………………………………………… 【先代・あなた・後継者は輝くダイヤモンドだ！】 あなたの役割はとてつもなく大きいー
では、本質を見るためにはどのようにしたら良いでしょうか。
結論は、原石だと思っているものすべてをダイヤモンドとして受け止めて みることです。
あなたが思うダイヤモンド、あなたが思う原石に分けるのではなく、 先代のやってきたことや残されたものはすべて大切な価値があるものだと 受け止めます。
そして、原石だと思われるものの一体どこがダイヤモンドなのかを じっくり見てください。
ここで重要なのは、「本当はすべてがダイヤモンドだ」という前提で捉えると いうことです。
天地がひっくり返ってもダイヤモンドだとは思えないものでも、 一度ダイヤモンドという前提で受け止めてみるのです。
すると、「ゴミだ」としか思えなかった事物の中にキラリと光るものが 見えてくる瞬間があります。
自分としては、不本意な過去の出来事が、実は、自分を鍛えるために 必要だったことに気づくかもしれません。
例えば、親への反発心がなかったら、行動力のある自分にはなれなかった というように、それは、まさに、磨くとキラキラ光るダイヤモンドの 原石です。
すべての物事は、ダイヤモンドとダイヤモンドの原石でしかありません。
それらはすべて大切なものですから、今度はそのものを後継者に伝えていくのが 自分の重要な仕事だと受け止めてみます。
先代がいて、自分がいて、後継者がいるという縦に引かれた一本線の上で、 自分自身は重要な役割を担っているという自覚です。
先代が残した、船である『魂』の部分をあなた自身で発見するのです。
船の上には、たくさんの人、物、事が載っています。
この船である「魂」の部分が理解できないと、たとえ今、どんなにたくさんの 財産があっても、それを維持する方法が見つけられないまま手元から消えていって しまうでしょう。
なぜなら、船の上に載っているものは、魂が作り上げた副産物で、土台を失うと 維持できないからです。大事なのは、土台である「魂」の方です。
先代から残されたものが、一見してダイヤモンドと思われるような財産や 宝物ばかりだとしたら、努力することなく、その宝を使うことだけで 生きていくかもしれません。
自分はなにもせずに甘い汁を吸っていれば、人を喜ばせることに考えは 及ばないでしょう。
せっかくの財産の使い途もみつけられないまま、浪費してしまうことになります。 結果的に、ダイヤモンドがゴミに変わってしまう可能性があるのです。
そこが分かれば、今あなたが原石だと思っているものも、ダイヤモンドとして 光り輝かせることができます。
先代が残した目に見えるものは一つの結果であって、それが現れるきっかけと なった先代の魂が奥にあるのです。 …………………………………………………………………………… 最後までお読みいただき、ありがとうございました！
