皆さま、こんにちは。 YSこころのクリニックのカウンセラー奥村です。
日中暖かい日があったり、朝晩は冷え込み、 寒暖差がありますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか? どうぞ体調には気をつけて下さいね。
先日、やっと父の部屋の遺品整理が終わりました。 部屋の中のベッド以外のものをすべて持っていってもらったら、 部屋が広く感じられました。
50年も経った家なので、壁がめくれていたり、 窓が歪んでいたりはありますが、補正して何とか使えそうです。 ただ残ったベッドを掃除しようと、板を上げたら 裏がススで真っ黒になっていました。
一度父がチャッカマンのオイルをこぼし、そこに引火し、 ボヤを出したことがありました。机の下の衣装ケースが溶けるほどでしたが、 それ以上火が広がっていないうちに消されていました。
ベッドの下まで、こんなにススが回っていたという事は 火事になってもおかしくなかったのだとゾっとしました。 大きな火事にならずに本当に良かった。 きっと真我で守られたに違いないと確信しました。
それでは、佐藤康行著「捨てる生き方」より。 ~~~~~~~~~~~~~~~
アナログな成長とデジタルな成長 No.1
あなたにとって、一番嬉しいことは何でしょうか。 人によって、いろいろな答えがあるでしょうが、 誰もがうなずく嬉しいことの一つは「自分の成長した姿を見ること」です。
自分が成長したことを実感する時ほど、充実した時間はありませんよね。 しかし、自ら実感できるほどの成長を遂げることは、容易ではありません。 自分の成長がわからないと、挫折もしがちになります。
しかし、「捨てる生き方」をすると、自分の成長がハッキリとわかります。 ですから、喜びを持って成長し続けることができます。 ではなぜ、「捨てる生き方」では、成長がハッキリとわかるのでしょうか。
人間の成長の仕方には、ニ種類あります。 一つはアナログな成長、もう一つはデジタルな成長です。 アナログの成長とは、それまでやってきたことを 継続することによる成長です。
例えば、野球少年は毎日毎日バットの素振りを練習するうちに フォームが良くなり上達し、十数年後にプロ野球選手になったりします。 同じことを何度も繰り返し努力を続けることで成長するのです。
それに対してデジタルな成長とは、 それまでにやってきたことをバッサリと捨て、 まったく新しいことを始めることによる成長です。
例えば、人形で遊んでいた女の子が、 やがて人形遊びをやめテレビゲームで遊ぶようになる。 そして、次にパソコンに興味を示すようになるというのは、デジタルな変化です。
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次回につづく。 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。