皆さん、こんにちは。YSこころのクリニックカウンセラーの武山です。
今年も残すところあと半月ですね。クリスマスや年末年始の準備に慌しい毎日です。そんな中、冬空がとても澄んでいて、青空を見るのも、星空を見るのも、どちらも気持ちが良くて、ついつい空を見上げてしまいます。
今日も、学校でのカウンセリングの出来事についてお話したいと思います。 学校では保護者の方も多くいらっしゃいます。 ある日、小学生の女の子のお母さまがいらっしゃいました。もちろん、ご相談の内容はお子さんのことです。ですが、お話していくうちに、お母さまご自身のお話になり、今まで誰にも話せなかったというトラウマを涙ながらにお話してくださいました。 そして、お子さんについての悩みは、ご自身のトラウマが原因だったと気づかれていました。 美点発見をお伝えし、その日は終了しました。
数か月後、２回目のカウンセリングに来てくださいました。 前回とは全く違う、キラキラとした表情で、ご自身に起きた変化をお話くださいました。 「トラウマとなった出来事を恨んでいて、うなされていたが、それが嘘のようになくなった。そのおかげで今の自分がある、成長できたと思っている」と涙ながらにお話され、「頭がどうかしていたみたい、目がさめたような感じ」と不思議そうにおっしゃっていました。 また、それまでよく眠れなかったそうですが、熟睡できるようになられたとのこと。 当初の悩みだったお子さんも、お友だちに優しく、そして元気いっぱいに過ごされているそうです。
そこで、心の三層構造をお伝えしました。 「私、この通りになっています」とさらに涙を流され、喜ばれていました。
カウンセリングに来てくださったこと、そして大切なお話をしてくださったことに感謝の気持ちがあふれました。 そして、ＹＳメソッド、美点発見の力をさらに教えていただいた出来事でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
