皆さま、こんにちは。 YSこころのクリニックの奥村です。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。 大雨で被害に遭われた方々には、お見舞い申し上げます。
皆さま、人生の師はいらっしゃいますか。 私は宗教をしたり、色んな教えのたびに師がいましたが、 ある程度のところで留まってしまうのです。
それは、もしかしたら自分にその道が違うと教えてくれたのかもしれません。 ここで、本当の師と出会え、とことん追求した時、命が救われ、 人間関係も変わり、私の人生がガラッと変わりました。
本当の師に出会えたことが、幸運だったと思います。 そして自分の主張を捨てざるを得ない状況になったことも ありがたいことです。
それでは、前回に続き佐藤康行著「捨てる生き方」より、
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主張を捨てる！
人生には師匠が必要です。 現代の立派な人物は、まず師に恵まれた人です。 良き師匠に巡り会い、自分を捨てて師匠に従うのは、 自分を成長させる効果的な生き方です。
もちろん師匠は、誰でも良いわけではありません。 第一に尊敬できる人で、あなたが目指す人でなければ ならないのは当然です。 金持ちになりたければ、金持ちを師に選ぶべきです。
世の中には「類友の法則」(類は友を呼ぶ＝似かよった傾向をもつ者は 自然と集まるものである〈三省堂『大辞林』〉）といわれるものがあり、 似た者同士は寄り集まっています。
学生時代を思い出してみれば、それはよくわかります。 優等生は優等生同士が固まって一緒にいます。 ワルガキはワルガキ連中と仲良しですよね。
良い師に巡り会うためには、自分自身が入っているグループの外に 出て行かなければなりません。 プロゴルファーになりたいのに、パチンコが好きだからと一日中 パチンコ仲間とパチンコの話をしていても、目標に近づくことはできません。
目標に近づくには、「類友の法則」を破る必要があります。 そのためにも、ある意味では自分の人間関係を 捨てなければならないのです。
もう一つ大切なことは、どこの世界にも、ホンモノとニセモノが 存在しているということです。 金持ちの仲間には金持ちモドキも交じっているのです。
そこを見極めるには、言っていることと実際にやっていることとの 距離を見ればいいでしょう。その距離が小さければ信用できます。 距離がありすぎる人は危ないでしょう。ニセモノの可能性が大きいと 見なければなりません。
人間関係を捨てて師を探し、一度師をこの人と決めたら、 一定期間徹底的に従うことです。主張を捨て切って従うことで、 自分を成長させることができます。
▶ 自分を変えるために ▷▷ 主張を捨てる！
