YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

ためらいを捨てる!

皆さま、こんにちは。 YSこころのクリニックのカウンセラー奥村です。

梅雨に入り、ジメジメとした日が続きますが、 皆さまはいかがお過ごしでしょうか? 梅雨の晴れ間があると洗濯物が乾き、気持ちがいいですね。

長年勤めたスーパーをガンの為休職させていただき、 いよいよ「もう休職も終わりですよ」と、人事から連絡があった時、 復職しようか、別の仕事をしようか悩みました。

もう、体力的にもスーパーの仕事は無理とわかっていたのに、 いざ退職となると、将来が不安になり迷いをすぐに 手放す事が出来ませんでした。

その時、3度目のガンがわかったのです。 すぐに退職を決めました。 ためらいを捨て、とことん真我に踏み込んでみました。

そこから私の人生は180度変わりました。 ガンのお陰で今の私がいるとも言えます。 今まで見たことない自分に出会うことが出来ました。

それでは、「ためらいを捨てる」とはどういうことなのか? 佐藤康行著『捨てる生き方』より。

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ためらいを捨てる!

何事も中途半端はよくありません。 どうも全力を出し切れない、力が出ないというときは、 何か迷いがあるものです。それは自分の中に2つの自分がいる状態です。

2つの自分が綱引きをしているのです。 それでは自分を生殺しにしてしまいます。 迷いは捨てなければならないのです。迷ったときは、思い切って 心を1つに定めて、定めた方向に突き進めば事態が打開できます。

もし、あなたが一般的な成功理論に疑問を感じながらも、 それにどうしても未練があれば、その通りに実行してみるといいでしょう。 ただし、それを徹底的にやりきるのです。とことんやってみれば、 おのずと結論が出ます。

「ああ、やっぱりそうだったのか」とはっきりわかります。 極端な話、「泥棒以外のことだったら、 何をやっちゃいけないということはないんだ」というくらいの気持ちで、 すべてにぶつかっていけば迷いは生まれません。

頭で考えているより、実際に行動してみたほうが、答えはすぐに出ます。 どんな立派な思想も、事実の力にはかないません。 実行を第一とすることで、必要以上に考えを巡らせて 時間をロスすることもなくなります。

迷いやためらいは、自分を守る心から生まれます。 自分を傷つけたくないから、迷いためらうのです。 しかし、そこはそこに留まっては、いつまで経っても状況は進展しません。 そして、後悔することになります。

私が10代の頃に好きな女の子がいました。好きだという 想いばかりが募り、思いが募るほど声を掛けられないでいました。 結局想いを告白できずに、1年が経った頃、勇気のある友人が 彼女に声を掛け、友人は彼女と付き合うことになりました。

そのときは本当に悔しい思いをしました。 何より勇気のない自分を情けなく、また非常に歯痒い思いをしました。

思い切って、目の前の現実に自分を投げ入れることです。 すると、答えが出ます。自分の皮膚で社会を感じることで、 成長や学びもあります。

あなたの人生に残された時間は限られています。 その人生を楽しく充実したものにするためにも、迷わず実行することです。 迷いを捨てるには覚悟が要ります。だから、腹を括るのです。 敢然と踏み込んで、自分のやるべきことを最大限にやってみることです。 実際に踏み込むと、結果として自分がやれることと、 やれないことが出てきます。

そのとき、自分が一番生かされる方向を探って、 さらにまた踏み込むのです。これを繰り返せば、おのずと道が見えてきます。

▶︎ 一歩踏み込むために ▷▷ ためらいを捨てる!

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。