YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

自分の心臓は誰が動かしているのか考えてみる

こんにちは YSこころのクリニック カウンセラーの大島です。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 寒さもこれからが本番。温かくしてお過ごしくださいね。

さて、本日も佐藤康行先生の書籍「人に好かれる一番いい方法」より、お届けします。 …………………………………….

『本当の自分に出会うヒント』 自分の心臓は誰が動かしているのか考えてみる

私たちは、すぐ人と比べて劣等感を持ったり、自分を卑下したり、悩んだり、悲しんだり、落ち込んだりしてしまいます。 それは、私たちが、鏡で見た自分を「自分」と思っているからです。 「自分は自分の意志で動かしている」と思っているからです。

しかし、果たして、ほんとうにそうなのでしょうか・・・? 果たして、ほんとうに自分の意志で動いているのでしょうか・・・? 少し突き詰めて考えてみると、私たちはみんな、自分で生きているのではなく、生かされているのだということがわかってくるはずです。 私たちの肉体を構成している六十兆の細胞のうち、たったの一つも自分で作ったものはありません。

心臓を動かしているのは自分の意志ではありません。 血液を毛細血管の隅々まで送っているのも、自分の意志ではありません。 食べたものを自動的に消化吸収するのも、髪の毛が自動的に伸びるのも、お腹の中で赤ちゃんが育つのも、そして、赤ちゃんが生まれた頃に母乳が出てくるのも、全て自分の意志ではありません。

実は私たちは、自分の意志で動いているのではなく、何か大いなる意志によって動かされているのです。 そのように考える方が、ごく自然だと思います。 自分の体のことを普通に考えれば、そのことがわかるでしょう。 私たちはそういう大いなる力によって生かされているんだとわかれば、それだけで「生きていることはありがたいなあ・・・」と思えるようになるはずです。 生かされていることに喜びを感じるということは、あなたの心臓のことを考えただけでもわかるでしょう。 ●自分の心臓は誰が動かしているのかを考えてみましょう。きっとあなたは、生きていることに心から感謝できることでしょう。 …………………………………….

本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。