皆さま、こんにちは。 YSこころのクリニックのカウンセラー奥村です。
先日は傘がひっくり返ってしまうほどの風が吹きましたが、 雨雲も吹き飛ばしてくれました。
やっと桜の開花宣言が出ましたね。 6月の陽気の日もあるようです。
心にゆとりを持って、桜を見に行けたら嬉しいです。
4月は変化の月ですが、不安や心配もある方も いらっしゃるかもしれません。
新しい出会いがあり、大きく変われるチャンスですので、 思い切って飛び込んでみてください。 きっと、新しい自分を発見し、成長を感じることでしょう。
それでは、佐藤康行著『ダイヤモンド•セルフ』より。
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3 人間は記憶の塊であるNO.2 ―人間は記憶でできている―
さらに言えば、私は人間そのものが「記憶でできている」と捉えています。 もちろん、「細胞からできている」「遺伝子からできている」など 、物理的な捉え方は多数あり、それらはすべて正しいのでしょうが、 それらを包括するかたちで私は「人間は記憶からできている」と答えます。
あなたは「オギャア」とこの世に誕生した時、すでにおじいさん、 おばあさん、そして、お父さん、お母さんに顔が似ていたり、 性格が似ていたり、また、同じような病気になる可能性を 秘めて生まれてきています。
つまりそれは、あなたの先祖からの記憶が、遺伝子によって 引き継がれている証拠です。あなたの顔も、性格の一部も、 ご先祖様から引き継がれた遺伝子の記憶なのです。
実は生まれた時点で、ゼロスタートではなく、すでに膨大な記憶を 背負っているのです。 また、魂の世界では、仮に前世があるとすれば、その記憶の影響も 明らかに受けて生まれてきています。
このように私たちは、遺伝子からと前世からの記憶が折り重なって生まれ、 生まれてからは無数の人々との関係の中で多くの経験を重ね、 それらすべてを記憶として蓄積しているのです。
そして、この記憶が、スクリーンに映像を映し出しているフイルムなのです。
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次回をお楽しみに。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。