YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

伴侶・伴侶の先祖・自分、子供の間に1本の線が引かれる

YSこころのクリニック、カウンセラー金田です。 今回は、 佐藤康行先生の「社長!二代目の仕事は魂の継承だ」より 「第六章 たすき掛けの継承」より 【伴侶・伴侶の先祖・自分、子供の間に1本の線が引かれる】をお送りいたします。 …………………………………………………………………………… 【伴侶・伴侶の先祖・自分、子供の間に1本の線が引かれる】

夫婦間では、考え方や習慣の違いがたくさんあるでしょう。

2人でいた時は多少辛抱しながらうまくやっていても、子供が生まれてからは、 価値観の主張が衝突する場合がよくあります。

「どうして、子供にそんなふうに言うんだ?」「なぜ、子供にそんなことをさせるんだ?」など、夫婦間で言い合いになることもあるでしょう。

人の言動は、潜在意識に蓄えられている記憶から出てきます。 子供への対応も例外ではありません。

「自分がこう育てられたから」「親にこうされたから」 「誰かに聞いたり何かを読んだりしたから」という記憶が基盤になって子供に接して しまうのです。

それがお互いに分からないから、自分の主張をしてしまうのです。

しかし、相手の心の中に何があるのかを理解をしようとしていったら、そこから相手に 対する言動も変わってきます。

相手がなぜそのような振る舞いをするのか、その根本にあるものは何かという 視点で見てみるのです。

すると、夫のみならず、親、先祖まで思いが至ることでしょう。

たとえば、「夫が子供を厳しく、育てようとしているのは、夫の父親が厳しく 彼を育てたからだ」ということを分かろうとせずに、妻が反発していたらどうでしょうか。

厳しく育てた夫の父親が、夫婦関係や孫にも悪影響を及ぼす存在となってしまう のです。

さらにさかのぼって、夫のおじいちゃんが、「夫の父に対して厳しく育てたから」 という理由で受け継がれていれば、おじいちゃんまで悪者になってしまう可能性も あります。

夫婦の意見の相違で喧嘩を続けていったら、先祖は当然悲しむでしょう。 夫婦仲が悪いのは、夫の父のせい、そのまた父のせい、となってしまうからです。

夫婦仲が悪いと、子供も、両親と自分の間に分離感を持つようになることがあります。

しかし、相手のことを分かろうという姿勢で臨んだらどうでしょうか。

「なぜ夫の父はそれほどまでに厳しかったのか。結果として夫はどうなったのか」 そのような観点にフォーカスしていた時に、たくさんの新しい発見があります。

厳しい父のしつけのお陰で、責任感があり、頼りがいがある夫になったとしたら、 それは夫の父のお陰にはならないですか。

それによって、妻が安心して生活できているならば、夫の父は妻を助けてくれる応援者 だということになります。 さらに、おじいちゃんも妻の協力者になるのです。

自分の弱点や短所をカバーしてくれる根源は、伴侶の先祖であるということに思いが 行きついた時に、伴侶の先祖はあなたにもダイヤモンドを惜しみなく与えてくれて いるということに気づくでしょう。

伴侶を培ってきたのは間違いなく伴侶の先祖ですから、伴侶、伴侶の親、そのまた上の 先祖を分離することはなくなります。

子供も同じで、自分と両親との分離感もなくなります。

生命という観点から、縦に引かれる1本の線が明確になるのです。 …………………………………………………………………………… 本当にそうだと感じました。

元伴侶の父もそのまた父も、飲み歩いて家にお金を入れない人だったと聞きました。 だからお母さんがすごい苦労して働いて子どもたちを育ててきたと。

そういうお母さんの苦労を見てきた元夫にとって、離婚しても父親としてお金を払う ことが、一番大事なことだったのかもしれません。

そのお陰で離婚してからも、元夫は養育費をかかさず払ってくれました。

でもそれが明らかに、元夫の父や祖父が家にお金を入れない人だったお陰だなんて… 夢にも思わないことでした。

なんと、元伴侶の先祖も私に惜しみなくダイヤモンドを与えてくれていたのです。 私の弱点や短所をカバーしてくれて助けてくれる応援者・協力者だったのです。

それを佐藤先生に気づかせていただきました。 学長、本当にありがとうございました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!