YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

性格天命に生きる!!

皆様こんにちは YSこころのクリニック看護師の武田です。

ようやく満開の桜を迎えて、 花曇りのなかをお花見を楽しんでおられるでしょうか。

真我ビルのある門前仲町にも桜クルーズを楽しめる大横川があり、 そぞろ歩きの人と船上の人が手を振り合う姿が見られつい、 笑顔になってしまいます。

おそらく、花を愛でる心が一つになっているのですね。

私ごとでは、 このところ自分を振り返って落ち込むことがありました。

親しい身内の女性のことを、 この方は義母のことを嫌いなのだと長年思っておりました。

ある時、その話になり、

「身内の事をそんな風には思わない。 認知症の義母を東京に三ヶ月ほど呼び寄せたのも私の決断だし。 そりゃあ、愚痴もいうけれど」と。

私はいかに、 相手の表面の言葉を鵜呑みにして誤解していたかと愕然としました。

『生ゴミと本音は違う』と、その方から学ばせてもらったと思っていたのに、 またも、私のいつもの勝手な思い込みがあった。

そういえば、他の方はしっかりやるのに、 右にならえが出来なくてよかれと思い、 思い込みでやってしまうこともある私。

この2.3日それですっかり気持ちが落ち込んでしまいました。

そんな時、出会ったのが、 他の方がシェアしてくださった佐藤康行先生の言霊です。

これで救われた思いでした。皆様にもご覧頂きたいと思いました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

佐藤先生の講話を紹介します。

【性格天命】

人には遺伝的な性格がもともとあります。

その性格がその人の使命だと思えばいいのです。

性格は使命・天命だと思えばいいのです。

その性格=使命・天命が環境にパチッとマッチしたときに、 人はほとんど悩まなくなります。

苦しまなくなります。

私は、「性格天命」という言葉を創りました。

自分の性格、天命をきちんと知ったら、悩みやコンプレックスは出てこなくなります。

みなさん、自分の性格や天命が自分でわからないから、いろいろなことにモヤモヤしてしまうのです。

悩みやコンプレックスを相手にしてはダメなのです。

自分の進むべき道がわかったら、悩みは出てこなくなります。

自分は頭が固い、そんな性格を直したいという方がいたとします。

しかし、頭が固いというのは、物事をきちんととらえて熟慮しているともとらえられます。

みなさん少なからず、いわゆる短所というものは持っています。

ですからそれを、まさに生かすんです。

性格が天命なのですから。

自分のその性格がもっとも生きる生かした方をするのです。

そうなれば欠点でもなんでもなくなります。

それが欠点だと言ったら人はみなそれぞれ欠点だらけです。

ですから欠点でもなんでもないのです

私が昔、宝石の訪問販売業をしていたとき、革製品をものすごく売るトップセールスマンの先輩がいました。

私は彼の営業方法を見たくて同行させてもらうことにしました。

彼は、とてもカッコよく振る舞い、話術も巧みで、あっという間に訪問先の玄関に商品を広げて飛ぶように売っていったのです。

これはすごいと思い、私も自分の営業のときにさっそく真似したところ、その日は飛ぶように商品が売れたのです。

そして、数カ月後そのお宅に「商品届きましたか?」と訪問しました。

すると、奥さんはいきなりドアをバタンと閉めてしまてしまったのです。

私はショックを受けました。

自分のやり方と違う売り方をしたばかりに、お客さんから拒絶されたのだと思いました。

私の営業スタイルは、お客さんの話、ニーズを聞いて商品を売るというものです。

売れるまでとても時間がかかり、どうしようかと私は悩んでいたのです。

しかし、私はその自分のスタイルをやっていこうと、その時に決意しました。

すると、その後から営業をすると時間はかかるけれどもお客さんから信頼されるようになったことに気づきました。

そして一度信頼されるとお客さんがお客さんを呼び、商品がもっと売れていったのです。

私が何もしなくてもお客さんが増えていきました。

それからは売り上げが急伸していったのです。

ですから、自分というものを知って自分というものを最大限に生かせばいいのです。

人と比べた瞬間にコンプレックスになってしまいます。

自分は自分の最高の花を咲かせるだけでいいんです。

あなたは世界にたった一人しかいません。

誰とも比較できないのです。

あなたはもうそのままで素晴らしいのです。

そのままで素晴らしいことを自覚する。

そこから変化が生まれるでしょう。

==================== 最後までお読みいただき、ありがとうございました。