YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

過去の書き換えが自分自身に起こる⁉️ 劣等感が勘違い?

こんにちは YSこころのクリニック看護師の武田です。 いつのまにか、ベランダの小さな薔薇も、花びらが秋色に濃く咲いてくれるようになり、自然の妙に驚かされます。

この秋、驚きは、ただ、それだけではありませんでした。

心の学校で学んで二年と5ヶ月になります。 心の学校では、正規の講座の受講とは別に、有志の方々が無料で行ってくださる、太陽のカウンセリングやホームワークというものがあります。 それは毎日のように開催され、好きな時間に受講できるとともに、そのワークの内容の濃さに毎回驚いてしまうのです。 先日は、自分の才能発見という90分のワークで、有志の進行役の方の誘導で、佐藤先生の動画に合わせてワープシートに記入していく最中でした。 この、ワープシート、これも佐藤先生の編み出された本当に凄い優れものと言われているものです。ワークをしながら意識次元をワープする。思いもかけない思いが自分のなかから出てきますので、記載しながら自分が驚くことが多いのです。

この日、ワークとともに自分の心の中に浮かび上がるものを順々に記載しているうちに 高校生時代に三年間苦しんでいた劣等感が、突然「あれ! あれは勘違いだった」と思えるようになったのです。

あの頃は私は、劣等感がこんなに苦しいのだから、私がもし子供を産んだら、きっとその子も同じ様に劣等感で苦しむに違いない。だから絶対子供は産まない。結婚した相手もこんな私ならば迷惑をかける。だから私は結婚もしない。そう固く思い続けていました。 一年ほどまえにその劣等感の話をしましたら、佐藤先生は、思ったように現実化したんだねとおっしゃいました。いいも悪いもない。そう言うことなのかと当時は思いました。

ところが、今日出てきたのは「勘違い」だった。驚きました。 よく、思い出してみると、いろいろ繋がってきました。 中学時代、生徒総会の議長で、うまく進行できずに恥ずかしい思いを残していました。 高校時代に入り、それを劣等感にすり替えていたと思えました。

当時から、私自身は、勉強やこつこつと努力するということからどう考えても縁遠く、それをしないことを正当化するように、劣等感を隠れ蓑にしてきた。どんな小さなことでも、自分は一番は望んでいない。二番手でいいという卑屈な精神でいることに自ら甘んじていました。

議事進行のような左脳で理論的に思考することは今でも苦手で、子供の頃からのぼーっとした自分だったという記憶はそこだったのかも知れないと思えました。 ワークをしているうちに、理論的に思考することが苦手だったからこそ、若いころは、聞き上手といわれ、多くの先輩達からとても可愛がられて、その間に多くの学びをさせていただいた期間が長かったことにも思い至りました。

その証拠に(笑)、少し知恵が付き始めると、自分の傲慢さや人を見てジャッジメントする、人の助言を利かないというエゴが涌き出てきて、後になりそんな自分に気付いて困ったものだと思ってきました。

この真我に出会い、ようやくそのエゴをだいぶコントロールできるようになりました。エゴがポコッと出てくると、私に気付かせてくれるために出てきてくれたと直ぐに思い返せるようにようやくなりました。 まさに、ぼーっとした自分、理論的な思考が弱いというガラクタな性格が、宝物のような性格という思いに切り替わった瞬間でした。 心はすっかり軽くなっていました。私には、もっと可能性がある、自分は自由自在という思いが、浮かんできたのです。

この私の驚きをわかっていただけるでしょうか。

この10日後に、考えられないような奇跡が、私の回りに起こりました。 よければ、また、次回のブログに書かせていただきたいと思います。 最後までお読みくださり本当にありがとうございました。