YSこころのクリニック、カウンセラー金田です。
今回は、
佐藤康行先生の「社長！二代目の仕事は魂の継承だ」より
「第三章 先代から受け継いだあなたの宝を発見せよ」より
【人生で道を間違わないためのポイント】をお送りいたします。
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【人生で道を間違わないためのポイント】
あなたの心の眼でさらに原石を掘り下げていくー
次に、先代から引き継いだものを、「こんなに価値があるものをいただいた のだ」とあなたの心の眼（心眼）でダイヤモンドを発見していきます。
「負債のようなものばかり残された」と思う方は、自分の心眼の開き方が浅く、 正しく見ていなかったと受け止めてください。
自分の眼の開き具合によっては、ダイヤモンドを汚い石ころやゴミとしか 思えない場合もあります。
それでも、ゴミと思われる原石の中には、光輝くダイヤモンドがあると 受け止めて、「私はこんなに価値があるものをいただいたのだ」と 自分の心眼でさらに心の中を掘り下げていくのです。
どこがキラリと光るのか、何がダイヤモンドなのか、じっくりと時間をかけて 探してください。
そして、あなたが価値を認識したら、後継者にもそのダイヤモンドが 分かるようにバトンタッチをしていきます。
すると、後継者も同じように価値が分かり、感謝の念が出てくるでしょう。
原石とは、単なる石ころではなく、「ダイヤモンドの原石」です。
一見、ゴミのようにも見える原石でも磨くとダイヤモンドとして輝きます。
心の中を掘り下げていけば、すべてがあなたを磨くための財産だと 思えてくる瞬間があるでしょう。
それを見つけるのは、他ならぬ、あなたです。
人が何と言おうが、あなたが本当に心からそう思わなければ、キャッチ できません。発見するのは、あなたなのです。
ダイヤモンドは最も硬い鉱石です。 先代から受け継いだダイヤモンドを磨くためには、あなたの中にある ダイヤモンドである「心眼」が必要です。
先代が原石のまま残してくれることで、私に大事な仕事を与えてくれたのだ。 この原石を磨けばダイヤモンドに変わり、さらに光輝くのだ。
もし、先代が全部ピカピカに光り輝くダイヤモンドにしていったら、 私の仕事がなくなるなくなるのだ。
私の能力を見越して、原石をつけたまま残してくれたのだ」と受け止めて みます。
「先代が残してくれた」というところが大事です。
先代が残したダイヤモンドを受け継ぐことが「魂の継承」です。
少なくとも先代は自分ではないから、それを残してくれた先代に感謝できる ようになります。
もし、すべてのことが自分の能力や努力の成果だと自分一人で解決して しまったら、全部自分の手柄と捉えてしまいます。
「先代がいて自分がいる」という縦の線を顧みることなく、自分一人分だけを 切り取って考えてしまうことになります。
また、「先代は借金ばかりしてろくなものを残していないけれど、自分が全部 これを宝に変えたのだ」と捉えたとしたら、あらゆる物事に傲慢な態度で 当たってしまう可能性があります。
「自分が育ててやった」「自分がお客様を喜ばせた」というような傲慢な心を 誰が歓迎するでしょうか。
そうではなく、「先代からいただいたものが、今自分を生かしているのだ」 という姿勢で臨むのです。
すると、先代の手柄として進んでいきます。 これが、道を間違わないようにする大事なポイントです。
それはまさに、「真我」であり、「魂」であり、人間の最も深いところから 湧き出る姿勢です。
一番根幹にある船(魂)の上に、あらゆる事、物が載っています。 一番の元のもとに、パチッと焦点を当てることが大事です。
パチっと焦点を合わせた人は、人生においてとてつもなく良い結果を 生み出していきます。
私が、過去二十数年に亘って、何万人もの方を見てきた実証の結果です。 そこに焦点を当てていけば、先代に感謝することだけしかなくなってきます。
人から言われて感謝するのではなくて、「ただただ、ありがたい」 としか思えなくなってきます。
感謝の心は、損得や善悪などを選別することがありません。
世間の常識と言う後から植え付けられたものが、「こちらは財産で、こちらは 負債だ」というように選別しているだけなのです。
ある人は「財産だけで良い。負債は不要だ」と言います。 ある人は、「負債を全部財産に変えることが自分の仕事だ」と言って 取り組みます。
十年後、どちらの人の結果が好ましいと思いますか。答えは明確です。
「あぁ、ありがたい」という思いと心で、従業員、お客様、家族に接して みてください。
あなたの心の蓋を開けたら感謝しか沸き上がらない、ダイヤモンドしか 出てこない状態になってきたら、素晴らしい結果になるでしょう。 …………………………………………………………………………… 最後までお読みいただき、ありがとうございました！
