YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

伴侶の先祖のダイヤモンドを磨く

YSこころのクリニック、カウンセラー金田です。 今回は、 佐藤康行先生の「社長!二代目の仕事は魂の継承だ」より 「第六章 たすき掛けの継承」より 【伴侶の先祖のダイヤモンドを磨く】をお送りいたします。 …………………………………………………………………………… 【伴侶の先祖のダイヤモンドを磨く】 男女はもともと1つで、永遠に生き続けるという真実― ~あなたは過去の因縁を断ち切る重要な役割を担っている~

今、生存しているか否かは関係なく、夫の先祖も、妻の先祖も、自分の子孫の幸せを 願わない人はいません。

先祖の命を引き継いでいる夫、妻は、先祖そのものです。

相手の両親や先祖を、自分の先祖と同じか、それ以上に大切な存在として認識したら、 夫婦関係や親子関係は盤石なものとなることでしょう。

自分の親以上に相手の親や先祖を大切に思ってくれていると、それだけで相手は とても嬉しいでしょう。

受け継いでいく子供にとっては、これ以上の環境はありません。

子供にとって、役割としては、父と母という2人の親がいますが、子供に両親の分離は ありません。父と母から生まれた命だから、2人とも親としてもともと1つなのです。

あなたの伴侶が、あなたの血縁の先代からダイヤモンドを受け取ってせっせと磨いている姿を想像してみてください。

夫が妻が、あなたの父や母や先祖のダイヤモンドを磨くのです。

もしかすると、自分ですらなかなか輝かせることができないでいるダイヤモンドを、 夫や妻がピカピカに光らせてくれているのです。

例えば、妻は自分の母親のことを「口うるさくて嫌だったな」と思っていたことも、 夫側は、「口うるさくしてくれたお陰で、礼儀正しく人への気遣いができる素敵な女性に 育ててくれた」と見てくれたら、どうですか。

本心では感謝している母親のことを、夫がそのように扱ってくれたら、自分の心をも 救ってくれたことになるでしょう。

夫が、「自分の父が厳しくて、いちいち自分のすることを評価してうっとうしかった」 と話していても、「そのおかげで、私の意見も聞いて物事を進めてくれる、信頼できる」 となったら、夫の父の存在はなくてはならないものになります。

そして、当然、その姿を子供が見ることになります。

子供にとって、4人のおじいちゃんとおばあちゃんに優劣はなく、みんな自分の先祖です。

両親が、おじいちゃんとおばあちゃんを大切なものとして扱っていたら、子供も同じく 敬意を持ちます。

それは、4人の祖父母から継承しているダイヤモンドを、子供が両親から継承していくことです。

そして、この先、それは、子々孫々に受け継がれていくわけです。

私たちは、知らず知らずのうちに、「子供は子供」「夫婦は夫婦」「親は親」というように 物体的に違うものとして分けて考える癖があります。

しかし、「生命の継承」はそんなものではありません。

男女が出会って1つになり、永遠に生き続けると言う普遍の真理「たすき掛けの継承」 の中で、私たちは生かされているのです。

夫が妻の先祖の魂を、妻が夫の先祖の魂を引き継いだ時に、親、夫婦関係、子供、孫、 あなたそのものとも言えるこの縦の環境が劇的に好転していきます。

心の世界はつながっています。

この世に生を受けたあなたは、過去の因縁を断ち切る重要な役割を担っているのです。

あなたの代の先祖までは、そこまで分からず至らなかったかもしれません。

しかし、今、ここにいるあなたがその真理に気づいて受け止めたら、過去の先祖すべてが 生かされるのです。

一瞬にして色濃く、ありがたい存在に変身させることができます。 先祖の存在を輝かせることができるのは、あなたしかいないのです。

「おまえは、我々の代表だぞ、頼んだぞ」と先祖はあなたに託しているのです。

その真理を受け止め、この世に生まれた使命を果たすために、先祖は、総動員であなたの 背中を押しているのです。 …………………………………………………………………………… 最後までお読みいただき、ありがとうございました!