YSこころのクリニック、カウンセラー金田です。 今回は、 佐藤康行先生の「社長！二代目の仕事は魂の継承だ」より 「第２章 本当に価値のあるものを発見せよ」より 【想像を超えて奇跡的な人生を送るために】をお送りいたします。 …………………………………………………………………………… 【想像を超えて奇跡的な人生を送るために】 ほんとうのあなたに目覚めることで、最善の方法で生きていくことができるー
では、今までの捉え方を変えていきたい場合は、どうするでしょうか。 本を買ってきて読みますか。 どこかに勉強に行って知識を得ますか。
答えは、どちらもNOです。
私たちは大事だと思ってきた脳は、外部から詰め込まれた知識や情報で いっぱいです。
その中には、「親に感謝しなければいけない」、「子供はこう育てるべき」、 「会社経営はこうしなければいけない」といった、良いと思われる学んだ 知識がたくさん詰め込まれています。 その頭で考えて、日々の生活をしています。
しかし、「親に感謝しなければいけない」ということを頭では理解していても、 もっと心の奥では、親を恨んでいるような場合があります。
感謝しなければいけないと思っている時点で、感謝していないと言っている ようなものです。
恨みの心は、頭よりも奥にある潜在意識から出てきます。
ここには、あなたが意識しようがしまいが、過去の記憶が何一つ漏れることなく 全部詰まっていて、つい最近入れた知識よりも断然強力です。
それなのに、「親に感謝できない自分はダメ人間だ、もっと勉強しなくては ならない」と、さらに知識を詰め込んで、その思いに勝とうとします。
つまり、知識(頭)で本音(潜在意識)に蓋をしてしまうのです。
あるいは逆に、「親に感謝できないのは親側に問題があるからだ」 「親とは本来こうあるべきだ」「全部親が悪い」と相手を責めてしまいます。 どちらにしてもとても苦しい状態です。
でも、安心してください。
人間の潜在意識のさらに深いところには「真我」があります。
本当の自分、全体意識、宇宙意識、神(一般的に言う宗教の神ではありません) 意識、光と言ってもよい心です。
何にも迷っていない、愛と感謝でいっぱいの心です。 誰一人違わず、「真我」(本当の自分)が本質なのです。
真我を自覚したら、その上にある記憶(潜在意識)と考え(頭)が消えていき、 完全、完璧、歓喜である宇宙の心で全身が満たされます。
記憶が消えると言うのは、記憶喪失という意味ではなく、自分が「こうだ」 と思ってパシャリと写した写真の固定観念が消えるということです。
自分を苦しめていた出来事が、実は自分が思い込んでいた夢や幻だったと 気づくのです。
親に愛されていなかったと定義付けていた過去の出来事が、実は、違っていたと いうことに気づくのです。
過去の出来事の意味を、無理にこう思おうというのではなく、真我を自覚したら 自動的に気づくのです。
今まで頭の中で執着していた過去の出来事を手放せるということは、筆舌に尽くし がたいほど嬉しいことです。
肩の荷をおろすように、まさに身も心も楽になるのです。
そして、いつでも、その時の最善の方法で物事に対応できるようになります。 なぜなら、真我は全ての人とつながっている共通意識、善悪や正誤などの価値観のない 調和の世界で、人と争うこともないからです。
「これは良い」「これは悪い」「これは正しい」「これは正しくない」と定義づけているのは、人間の価値観に他なりません。
しかし、真我は、こちらが立てばあちらが立たずということがない、すべてが一つで 何の矛盾もない世界なのです。
ここで、このような話をしてもなかなか理解しにくいでしょう。 本来、人間の脳は、既知の事実以外を理解しにくい仕組みになっています。
新しいことを学べば、知識としてストックされます。
それが価値観となり、調和よりは、むしろ損得の判断の元になるものを選択してしまいます。
一方、真我は、既にあなたの奥にあるものですから、引き出すだけです。 インプットではなく、アウトプット作業です。
既にあなたの中にあるものなので、時間がかかりません。 しかも、それは、全てがつながっている大調和の心なのです。
私は、二十数年間、人々の「真我」を引き出すことだけをやってきました。
間違いなく、私たちの中には等しく、真我があります。
そして、真我を自覚した人々に起こる事実と実例を見たときに、思いもかけない奇跡的な 人生を送ることができることを深く確信しています。
真我に目覚めることが、私たちの本来の姿で唯一の生きる道です。
単純に考えても、人を憎む心で行動していくのと、愛にあふれた心で行動していくのとでは、 結果が違うことは自明の理です。
あなたは、生まれながらにして、何もかも持っているということに気づくでしょう。
「魂の継承」も、その観点からアプローチしていきます。 …………………………………………………………………………… 最後までお読みいただき、ありがとうございました！
