YSこころのクリニックスタッフブログ

現代のうつ病事情を読み解く!東京都江東区門前中町の心療内科・精神科「YSこころのクリニック」がうつ病に関する様々な情報をお届けします。

事業継承の本質は何か

YSこころのクリニック、カウンセラー金田です。

先日、関東では春一番が吹きました。 去年より14日早いそうです。 すごい突風で、何もかも吹き飛ばしてくれているように感じました。

「今この瞬間最高」「今この瞬間最高」 佐藤先生がおっしゃっている言霊です。 この言霊を繰り返し、 父母先祖さまから継承していただいた生命をいかしたいと思います。 ありがとうございます。

今回は、 佐藤康行先生の「社長!二代目の仕事は魂の継承だ」より 「第五章 最も大切なことは魂の継承である」より 【事業継承の本質は何か】をお送りいたします。 …………………………………………………………………………… 【事業継承の本質は何か】 事業継承の真の成功は、魂の継承であるー①

事業継承では、表面だけを見て受け止めがちです。 特に先代がやり手だった場合、後継者は自分の能力と比較して、劣等感を持ち、 やる気を出せないでいる場合があります。

先代は、社員を叱咤激励しながら、先頭に立って会社をリードしていくタイプで、 荒波も乗り越えてきている。

でも、自分はどちらかと言うとおっとり型で、社員とともに歩んでいくタイプ。

先代のようなスピード、バイタリティ、自信もなく、どうしたら良いか分からない と言うような例は、実は案外多いのです。

このような状況の時こそ、すべての状況をダイヤモンドとして受け止めて、 その奥に隠された本質を見るのです。

先代とは違う性質を持っている自分が、先代のカラーになることが目的なのか。 会社を末永く存続させることで、お客様に貢献することが目的なのか。

会社経営が順調に運んできた先代が現役でいる場合、後継者にも同じような 方法を強要している場合があります。

後継者側も、それを踏襲することが役目だと思っているケースが多く見受けられます。

周囲の人も、目に見える部分で評価したり、その人の価値観で発言したりするので、 ますます惑わされることになることもあるでしょう。 でもそれは、浅い部分での捉え方です。

自分は継いだとしたら、いつかまた次の後継者へと引き継いでいく可能性は 高いでしょう。

その時に、次の後継者は自分とはやはり性質が違うかもしれません。 彼らに、自分と同じように悩む状況を与えたいと思うでしょうか。

形や表面に見えるものだけを重んじていては、悩む状況が続いていくことになります。

だから、形の継承ではなく、ダイヤモンドを発見した上で先代の魂を継承していく のです。

そこに意識を向けたら、必ず、ダイヤモンドを見つけることができます。

たとえ、それが小さな針の穴ほどの大きさであっても、その小さな光に焦点を 当てていくと、それは段々と大きくなっていきます。

何が見つかるかは人それぞれです。

そして、真理に目を向けてそれを認めた時に、現象面で思いもよらなかった変化が 訪れます。

これは、頭であれこれ考えているうちは、絶対に分からない世界です。

ダイヤモンドを発見すれば、先代と比較して、能力を発揮できないという事態も 解消されるでしょう。

性格や能力を継承するのではなく、受け取るバトンは「魂」だという観点で見る のです。

そのことができれば、両者を生かしながら、世界でたった1人しかいない自分の 個性を思う存分発揮して、喜びとともに事業に打ち込むことができるでしょう。

…………………………………………………………………………… 最後までお読みいただき、ありがとうございました!