皆さん、こんにちは。YSこころのクリニックカウンセラーの武山です。
卒業式・卒園式シーズンですね。保育園帰り道、子どもたちと「ありがとうの花」を熱唱するのが日課になっています。素敵な歌詞だなと毎日ほっこりさせてもらっています。ご卒業・ご卒園の皆さま、ご家族の皆さま、おめでとうございます。
先日、スクールカウンセラーとして勤務させていただいている学校の卒業式に参加させていただきました。パニック障害で集会に参加したり、人前にたったりすることができなかった子が立派に証書を受け取り、ステキな歌を聞かせてくれました。いじめのトラウマから不登校だった子は、登校できるようになっただけでなく、夢を叶えて思いやりあふれる決意表明をしていました。孤独感からリストカットを繰り返していた子は、すっかりリストカットもなくなり、大好きな友だちと別れを惜しんでいました。人間関係のトラブルから希死念慮が続き、自殺未遂をした子は、全校生徒の代表になるまでに大活躍して「最高の3年間だった、楽しかった!」と話してくれました。
こんなことが現実にあるんだなと思うほどの変化を見せてくれていたことをあらためて感じました。私にとってまた希望の光をいただいたような気持ちでした。
そんな子どもたちの歌う「いのちの歌」涙があふれてとまりませんでした。 ここに尊い命がある奇跡、たくさんのことを教えてくれた彼ら・彼女ら、かけがえのない子どもたちに出会わせてくださったご家族の皆さまに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
「生まれてきてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう。ご卒業おめでとう!!」
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。