こんにちは、YSこころのクリニック看護師の武田です。
驚きの真夏日から久しぶりに小雨の続く日々、 佐藤康行先生の新刊「しんどい月曜日の朝がラクになる本」が手元に届きました。
サンマーク出版ですが、出版業界のプロが、 よくサンマークから出版出来ましたね。
超人気の出版社で、 なかなかそこから出版できないのにと大変驚かれたそうです。
ページを開くとで出だしが面白い。どうぞお楽しみください。
心の勉強を始めてから、 よく、ドラマのような夢を見て、 今でもいくつも覚えているものがあります。
ある年齢以上の方々は、アメリカのテレビドラマ 「奥さまは魔女」を覚えておられるでしょうか。
大好きでワクワクしながらみていたのですが、 夢の中では私が奥さまのサマンサでした。
近所のかたを招いてお食事のおもてなし。 皆さんとても喜んで下さっています。 夫は別テーブルで不満げな顔。
車で出掛けようとする夫を止めようと車に手を掛けると車がベリベリと剥がれてしまい、 それを何度も繰り返し、夫は怒りながらリビングに。
そのうちに夫がふと席を立ち、いつまでも戻って来ないので家中を探し回ると、 トイレの便座がずれており、どうもそこに登り、天井から抜け出した様子。
私はこんなに尽くしているのに、 どうして夫は私を邪険に扱うのと悲しく思っている。
そのうちにパトカーのサイレンの音。 黒人女性の警察官が降りてきて、私に尋問をする。 私はなんにも悪いことはしていないわと寝室にもどるが、 警察官がついてきて「私を食べても良いわよ」と言う。
「えーっ、私は何にも食べていない、悪いことはしていない」と、 ベッドにもぐり、ふっと見ると、 痩せ細った人物が数人幽霊のようにゆらゆら浮くかのように立っている。
ビックリして目覚めて、なんてひどい夢を見たんだろう。 あれは何に?と思っているうちに、
「あー、私は被害者だと思っていたのに、加害者だった」 と心より思えました。
今思えば、この夢を見たときから被害者意識が少なくなり、 過去のあれこれ、また、今、何か気になることが起こった時、 私の問題だと考えられるようになった気がします。
佐藤先生は相手は先生、厳しい人ほど大事な先生と言われますが、 夢も先生なんだなと自覚した出来事でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。